コリドラスの餌を比較してみる

アクア用品レビュー

今回は4種類のコリドラス餌を比較

現在コリドラスに与えている餌(人工飼料)を比較してみることにした。

 

現在は4種類を使用

 

現在コリ達に与えているのは以下の4種類。

 

透明山

まず透明山

ヤフオクでお試し餌として使い始めたのがきっかけで、今はアルミパック入りのものを購入して与えている。

コリ以外にも金魚、フナ、残りかすをメダカに与えてみたりとオールラウンドに使っている。どの魚も食い付きは極めて良い。

 

プランクトンタブズ

お次ぎはセラジャパンのプランクトンタブズ

4種類の中で一番古くから愛用しているのがこの餌。食い付きが非常に良く、モフチョ家ではこの餌なくしてコリ飼育ができないぐらいに重宝している。また、チビコリ育成にも使用した事もある。

 

ビフォルモ

そして同じくセラジャパンのビフォルモ

元はクラウンローチ用の餌として購入したが、こちらの方がプランクトンタブズよりも安価ということもあり、最近になってプランクトンタブズと一緒に与えるようにした。コリ達の食い付きは同じく良い。

 

ひかりクレストコリドラス

最後はこれ。

ひかりクレストコリドラス。過去に与えた事があったが、コリ達にはまるで不評だったもの…と思いきや、最近になって仕様を変更した事を知ったので、試しに再度購入してみた。

ちなみに、それぞれを並べてみるとこんなに感じになる。

 

 

左から透明山、ひかりコリドラス、ビフォルモ、プランクトンタブズの順。透明山のみ顆粒タイプで、後はタブレット状の餌である。

 

実際に水で溶かしてみると……

私見だが、コリに適した餌というのは「食い付きの良さ」もそうだが、水中できちんと餌を口にしているかどうかがポイントのように思う。いくら集魚効果が高いといっても、実際に餌を腹の中に入れなければ栄養にはならないから。

で、このように大きさを比べるだけではなんなので、これを水に入れてそれぞれを観察して見る事にした。

こうすれば各種餌の「バラケ具合」が解るはずだ。

 

さて、投入直後の各餌の様子だが、

 

ビフォルモ(左)とプランクトンタブズ(右)
透明山(左)とひかりクレストコリドラス(右)

 

透明山、ひかりコリドラスとも変化は無し。一方、セラのタブの方は投入直後からバラケ始めた。

そして1分後の様子だが、

 

 

透明山、ひかりコリドラスはふやけ始めた。セラのタブは適度にバラケが続いている。

そして約5分後にはこうなった。

 

 

僅かではあるが透明山がポロポロと崩れ始める。ひかりコリドラスはふやけたままで大きな変化は見られない。

さて、実際は水中でコリにもふられるのだから、ここでスポイトを使って各餌を軽く突っついてみることにした。

 

 

透明山はかなり柔らかくなっており、突いたそばから崩れ始めた。

一方、ひかりコリドラスは突いても原形をとどめ、セラのタブは突いた分だけバラケるといった感じ。

そうこうしているうちに10分程経過したわけだが、ここでさらにスポイトで餌を突いてみた。

 

 

セラのタブは一応原型は留めているものの、随分と小さくなった。ただ、突けば突く程バラケ続けるので、実際に餌として与えればこの頃にはほとんどバラケてしまうだろう。これは実際にもそんな感じだ。

透明山はバラケるというよりはポロポロと崩れると言った感じ。この崩れ方を見る限り、コリの口に入るには丁度いい大きさになっているように思う。

そしてひかりコリドラスだが、僅かではあるがほんのりとバラケているようには見える。

以前のものよりバラケ性能がアップしたのは間違いないかもしれないが、コリ的に食べやすい餌かと言うと疑問が残る。また、10分以上経過してもこの状態なのだから、食べ残しが出る可能性もありそうだ。

 

それぞれのコリドラス餌の特徴

さて、これらの餌の使用感をモフチョなりにまとめてみた。

 

沈下速度

プランクトンタブズ>ビフォルモ>ひかりコリドラス>透明山

沈下速度はプランクトンタブズが頭一つリード。後はドングリの背比べで、コリ餌としての性能はどの餌も兼ね備えているように思う。

 

バラケ性能

ビフォルモ>プランクトンタブズ>>>透明山>>>ひかりコリドラス

バラケ性能はビフォルモが群を抜く。プランクトンタブズは比重が高い分ビフォルもよりも劣るが、他の餌よりは段違いに良い。

 

嗜好性

ビフォルモ>プランクトンタブズ>透明山>>ひかりコリドラス

これはどうしても感覚的なものになってしまうが、バラケ性能に比例しているように感じている。単に食い付きの良さで言えば、どの餌もそう大差は無いと思う。

 

入手しやすさ

ひかりコリドラス>>ビフォルモ≧プランクトンタブズ>>透明山

ひかりコリドラスはどのショップでも普通に在庫してあり、ホームセンターでも見られる。セラのタブはそこそこの規模のショップであるか無いかといった程度だが、通販なら普通に入手できるはずだ。透明山はモフチョの知る限りではヤフオク経由でしか手に入らない。

 

1gあたりの価格

  • ひかりコリドラス(約4.5円)
  • ビフォルモ(約10.7円)
  • 透明山(15円)
  • プランクトンタブズ(約18.9円)

透明山は10gあたり150円。他の餌については通販サイト(チャーム)の販売価格で算出。ひかりコリドラスは110gアルミパックの価格を参考にした。

ちなみにセラのタブは電子はかりで測ると1粒の重さは約0.25g。これが275粒入ったものなので68gとして計算している。

一番気になるのがこの部分だろうが、これはもうひかりコリドラスが断トツに安い。他の餌は送料も考えなければならないので尚更だろう。ひかりコリドラスでなんの問題も無く飼育出来るのであれば、普通にオススメできる餌である。

 

どのコリドラス餌がオススメなのか?

と、ここまで4種類の餌をこんな具合に比較したわけだが、この餌選びというのも飼育者の嗜好性があるように思う(笑) 飼育者各人の環境もそれぞれ異なってくるのだし、これがベストだと言う選択は無いんじゃなかろうか。

例えば嗜好性、食い付き重視で考えるならばセラのタブをオススメする所だが、このバラケ性能は裏を返せば水質悪化の要因にもなってしまう。

周知の通りコリはとてもエサを食い散らかす魚なので、こういった餌を与えるならばそれに見合った飼育環境(ろ過システム)が整備されていないと使い辛いものになる可能性がある。

後は飼育者個人の経験則でトータルバランスの善し悪しを判断するほかないのだが、モフチョの個人的見解は以下のような順になる。

 

1位 プランクトンタブズ

正直、コスト的には「?」が付いてしまうが、やはりこの餌が一番手。何よりも今までの実績が全てで、既にモフチョ家のコリ餌のベーシック的な位置に存在しているからだ。自家繁殖したチビコリの育成に一役買ったのもポイント。

 

2位 透明山

コリの餌としては非常にトータルバランスに優れている餌だろう。顆粒タイプで与えやすく、食い付きも申し分無い。もしこれが普通に入手できるならばプランクトンタブズ同様の評価を付けるかも知れない。

 

3位 ビフォルモ

少々バラケ性能がキツすぎる嫌いはあるが(浮遊する粒子もある)、そのせいもありコリ達の食い付きは半端無く良好。プランクトンタブズ、透明山よりもずっと価格が安いことを考えると、今後この餌の出番はグッと増えてくるかもしれない。

 

4位 ひかりクレストコリドラス

「バラケ性能アップ」という触れ込みで買ってはみたが、これに関しては正直期待はずれ。以前のものより食い付きが良くなったかもしれないがメインで使う事は想定していない。

ただ、使い方によっては良い餌になり得るだろうし、この餌の魅力はなんと言っても入手のしやすさと価格なのだから、あれこれ注文するのは酷な話。必要にして十分な餌といった位置づけだ。

 

まとめ

以上、モフチョが使用している餌を比較してみたが、細かい違いはあるものの、どの餌もコリ達の食い付きは総じて良いように思う。

先にも述べたが、餌には飼育者の嗜好性「も」加味されるものだし、過去にはまるで使えない餌もあったのだから、その優劣を決めるものではないと言う事をここに付け加えておきたい。

 

こんな専用タイプの餌も良さげ 

 

餌選びは本当に難しい。食い付きの悪いエサを買ってしまった後の処理に何度頭を痛めてきた事だろうか(汗)

小分けにされたお試しパックのようなものがあれば無駄な買い物をせずに済むのだが、そういう良心的な商品はまだ一部にしか無いのが現状である。

だからこそ慎重に選びたいものなのだが、今回の比較が多少なりともその参考になれば幸いに思う。

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