コリドラスを飼おう!!(2)

コリドラス飼育のコツ

 

「コリドラスを飼おう!!」シリーズ2回目は飼育に必要な器具類について話をしてみたい。

揃える器具類

水槽や器具類に関しては、主立った物は姉妹ブログで記事にした

 

 

と似たようなものプラス保温器具(ヒーター)になるが、そのサイズやフィルター等、よりコリドラス飼育に適したものがあるので、以降はそれぞれを詳しく説明してみたいと思う。

 

水槽

底部を活発に泳ぎ回る魚なので(逃げ回るとも……)、できれば45cm規格以上の水槽を用意したいところ。

また、コリドラスはコレクション性の高い魚なので、飼っていくうちに「もっと種類を増やしたい……」なんて衝動に駆られることもあるので、そうなってしまった場合にも対処できるよう、ワンサイズ大きい水槽を選んだ方がベターかもしれない。

 

余裕あるサイズを選びたい

 

いわゆる小型水槽でも飼えないことはないが、その場合は飼育数をきちんと制限すること。

ちなみに飼育できるおおまかな数は、一般的なショートノーズ種の場合、

30cmキューブ水槽 2〜3匹
45cm規格水槽 6〜8匹
60cm規格水槽 10〜12匹
90cm規格水槽 20〜30匹

このぐらいの数が適性数。もちろん、他の混泳魚がいればこの数より少ないものになるし、これ以上飼育することも十分可能だが、初めのうちはこのくらいの数に留めておいた方が無難だろう。

 

モフチョのおすすめコリドラス水槽

モフチョ
背の低い「らんちう水槽」タイプがおすすめ。底床のメンテがしやすく、中〜上層の「スカスカ感」がなくなるので、コリドラスを観察するにはうってつけの水槽となる。ただ、背が低い分水量が減ってしまうので、その分のろ過や維持管理には気を遣いたい

 

フィルター

コリドラスは実はかなりの大食漢。「水槽の掃除屋」と呼ばれているのはその仕草からそう呼ばれるだけで、実際はかなり餌を食べ散らかす魚だったりする。よって、ろ過能力に余裕のあるフィルターを選びたいところだ。

具体的には上部フィルターもしくは外部フィルターの二者択一になるが、これはどちらを選んでも問題は無い。後は好みの問題になるので、それぞれのメリットとデメリットを簡単に記しておこう。

上部フィルター

電源を止めずにメンテできる手軽さが魅力
メリット 安価でメンテナンスがしやすい
デメリット ろ過能力に限界がある

上部フィルター最大のメリットは、なんと言ってもそのメンテナンス性の高さにある。コリドラスのように比較的水を汚す魚だと、なおその恩恵を受けやすい。

 

ただ、コリドラスを適正な数で飼育した場合のろ過能力は申し分無いが、水槽の上に設置するという構造上、それ以上のろ過能力のアップが図れないのが難点。底床のメンテにも一苦労する場合も出てくる。

 

外部フィルター

増設してろ過能力アップも可能
メリット ろ過能力が高く、設置自由度が高い
デメリット メンテナンスにコツが必要

外部フィルター最大のメリットはろ過能力の高さにある。

また、設置の自由度が効くのもメリットの一つで、コリドラス好みの水流をつけられるだけでなく、いざという時にフィルターを増設してろ過能力をアップできる融通さもある。

 

 

ただ、常に新鮮な酸素(空気)を取り込める上部フィルターとは異なり、ろ材が密閉された容器の中にあるので、水槽内にエアレーションを施す、排水にシャワーパイプ、ディフューザー等を用いて酸素を取り込みやすくする等、ろ過バクテリアを活性化させるためのちょっとした工夫が必要になる。

そしてその構造上、メンテナンスは上部フィルターよりも少々面倒なものになることを事前に理解しておくべし。

慣れてしまえばどうってことは無いレベルなのだが、無理な設置や配管は水漏れ等のトラブルに繋がるので、稼働させる前に構造や仕組みを十分に理解しておこう。

 

ろ材

材質、形状ともに様々な種類がある

 

コリドラスに限らず、ろ材の選択は頭を悩ませるもの。

まずは、以前アップした下記記事を参考していただくとして、

 

 

よりコリドラスに適したろ材を選ぶとなると、リング状のセラミックろ材、もしくは樹脂製ろ材がベターな選択のように思う。なぜならば、「目詰まりしにくい」というメリットがあるからだ。

もちろん他のろ材でも何の問題も無いが、メンテ回数を減らせるといった点を考慮すれば、やはり上記のろ材を使用するのが後々になって面倒にならない。

 

モフチョのおすすめろ材

モフチョ
現在、樹脂製ろ材(フジノスパイラル)とセラミックろ材(パワーハウスベーシックM)を組み合わして使用しているが、水質は非常に安定している。比率は4:1ぐらい

 

 

モフチョ
ただ、フジノスパイラルは入手し辛い場合があるため、同等の能力がある代替品(下記画像参照)を選んでも問題ない

 

 

 

ライト(照明)

水草を育てるのがメインでなければ、どのタイプを使っても問題は無い。好みで選んでOK。

 

ガラス蓋

コリドラスは腸呼吸をする魚なので水面に向かって勢いよく泳ぐ事があり、その際に水槽外へ飛び出してしまう可能性が少なからずある。

一見必要無いと思われがちだが、万一の事故を未然に防ぐ為にも、そして地震の揺れの際に水が溢れないよう、ガラス蓋はきちんと設置したい。

 

底床

基本的には粒が細かく、角の尖っていないものを使うのがベスト。目の細かい大磯や田砂、ボトムサンドあたりが無難だろう。

 

 

ここでポイントなのが敷き詰める厚さ。数ミリから厚くとも2cm程度に留めておくと、清潔で良好なコンディションを保ちやすい。

 

底がうっすらと隠れるぐらいで十分

 

この場合、水草は直に植えることは出来なくなるが、それもコリドラスのためと思い切って割り切る潔さも必要だ。

 

 

 

ヒーター

容量は水量に見合ったものを選べばOK。また、コリドラスの性格上、ヒーターの上に乗ることは想像に難くないので、出来ることならばヒーターカバーをつけるか、初めから装着されているものを選びたい。

 

 

さらに言えば、一体型や温度固定タイプではなく、サーモスタット+ヒーターという組み合わせで使用するのがベスト。万一ヒーターがトラブルに遭っても、その際はヒーター交換だけで済むからだ。

 

その他にあると便利な飼育用品

魚を掬うネットは必需品。ネットを選ぶ際はソフトで目の細かいものをえ選ぶと、コリの胸びれがひっかかりにくく使いやすい。

また、ピンセット等といった小物類は必要に応じて揃えるようにしよう。(3へ続く)

 


コリドラスを飼おう!!(2)


 

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