クーリーローチ、21年目の出来事

小型熱帯魚など

引越しして一月半が経った頃、クーリーローチの撮影に成功した。

 

 

モフチョが熱帯魚を飼い始めたのは今から23年前、15歳の時。ネオンテトラやプリステラといった定番中の定番の小型カラシンを飼い始め、その時に一緒にクーリーローチを3匹飼い始めた。

それに刺激されたのか、親戚付き合いのようにしていた近所の子供(当時小学生)も熱帯魚を飼い始めた。

モフチョの真似をしたわけではないのだが、何故か幼なじみもクーリーローチ1匹を購入。ただ、買ってすぐ「気持ち悪いから引き取ってよ〜」と言われ、モフチョはそのクーリーローチを引き取ることになった。これがモフチョ17歳の時だ。

 

・・・それから月日は流れる。

 

やがてモフチョは成人し、人生の失敗を何度か経験しつつも、細々と熱帯魚だけは飼い続けていた。

そして結婚をする。結婚までに二度の引越しをし、それからさらに三度の引越しをしたから、通算五度目の引越しで今の住処に落ち着いた事になるが、このクーリーローチもずっと一緒に同じ時間を過ごしてきた。引越しと餌やりの時以外、ほとんど姿を見せる事無く。

そんなクーリーローチが突然モフチョの前に姿を現した。

 

「なんだ、えらくサービス精神が旺盛だなぁ」

「地震の前兆か!?」

 

ぐらいにしかその時は考えていなかったモフチョ。ちょうどブログを立ち上げようかどうかと考えていた時期だったので、デジカメを片手にクーリーローチの撮影に夢中になった。

・・・この時点では特になんの異常も見受けられなかった。相変わらずよく肥えているし、体色も変わりなかった。

 

「もういつもの土管へ戻っていいぞ」

 

と、モフチョは心の中でクーリーローチに声を掛けたが、クーリーローチは二度とその土管に戻る事は無かった。冒頭の写真を撮ってから数時間後、このクーリーローチは鬼籍に入った。

 

クーリーローチが好んで隠れていた土管

 

初めに飼ったものなのか幼なじみから引き取った個体なのかは解らないが、モフチョは現在38歳だから少なく見積もっても21年は生きた計算になる。信じ難い出来事だろうけど、これは事実である。

最後の最後になって、ここぞとばかり堂々とその姿を見せたクーリーローチ。飼い主思いの奴だったのか、それとも何かしらのメッセージが込められていたのか、今となっては知る由もない。

クーリーローチの亡骸はベランダにあるプランターに埋めることにした。

そこには、その昔近所の野良猫が運んでくれた水仙の球根が植えてある。

今度は奇麗な花になって楽しませてくれよな。

関連記事

小型熱帯魚など

Posted by ドン・モフチョ